「自分から声をかけるのが、すごく苦手だったんです。」
そんな少年が、今では練習で上級生に積極的に話しかけ、自分の意見や思いを伝えながらプレーする姿に成長しました。
今回ご紹介するのは、JOIE安芸府中のセレクションに合格した小学6年生・H選手の“変われた”成長ストーリーです。
サッカー塾に入ったきっかけ、苦手だったプレー、自主練の工夫、そして“人との関わり”の変化まで。サッカースクールを検討している保護者の方にも参考になるような、リアルなエピソード満載でお届けします。
取材対象:H選手(小学6年生)現中学生1年生
聞き手:山根コーチ(サッカーステーション)
この記事の目次
■ サカステに通い始めた理由は?

山根コーチ:サッカー塾に通い始めた理由って、何だった?
H選手:もともとチームの練習が週1回しかなくて、もっと練習したいなって思ったんです。それでスクールを探してて、体験に行ったサカステがすごくレベル高くて…。周りの選手も上手くて、ここでやってみたいなと思って、通うようになりました。
山根コーチ:最初のクラスはパスのクラスだったよね?
H選手:はい。止めて蹴るのが上手くなかったんで、そこを鍛えたくて。
■サッカー塾に入る前の自分はどんなプレーヤーだった?

山根コーチ:サッカー始めたばかりの頃、自分のプレーってどんな感じだった?
H選手:ゴール前まで行っても、最後のトラップが乱れたり、シュートが明後日の方向に行ったり…。なんでもないところでミスすることが多かったです。
山根コーチ:なるほど、緊張する場面での“簡単なミス”ってやつだね。それが変わったのは、やっぱり練習の成果?
H選手:そうですね。サッカー塾に入ってからは、速いボールや浮いたボールも止められるようになって、正確にパスを出せるようになってきたと思います。
■ 自主練はしていましたか?
山根コーチ:塾以外でも、自主練してた?
H選手:はい。練習がない日は、朝に公園で一人で練習してました。
山根コーチ:え、学校ある日でも? 何時に起きてたの?
H選手:6時ぐらいに起きて、準備して、公園行って。壁にボール当てて止める練習とか、コーンを置いてドリブルの練習とかしてました。
山根コーチ:すごい…。それ、誰かに言われたからじゃなくて、自分で始めたの?
H選手:はい。5年生の終わりぐらいから、もっと上手くなりたいなと思って、自分で始めました。
■ サッカー塾に入ってから変化したことは?
山根コーチ:サカステに通い始めて、性格的に変わったところってある?
H選手:最初はペアを組むときも、自分から声かけるのが苦手で…。でも、通ううちに、上手い人に自分から声をかけてみようって思えるようになって。
山根コーチ:それは大きな変化だね。学校とかでも?
H選手:学校ではまだ苦手ですけど、サッカーの場ではちょっと自分を出せる感じがあります。
山根コーチ:プレー中、結構コーチングしてるよね。声も出てるし。
H選手:試合中はちょっとだけ、ですね(笑)
山根コーチ:いや、だいぶ出てるよ(笑) ボール持ったとき、まるで別人みたいになるもんね。
H選手:あー、確かにそれはあるかもです(笑)
セレクションを受けて感じたことは?

■ セレクションで“自分を出せなかった”過去
山根コーチ:サンフレのセレクション、どうだった? 行けそうって思った?
H選手:うーん…正直、微妙でした。
山根コーチ:結果は残念だったけど、その後でジョワのセレクションに挑戦したよね?
H選手:はい。ジョワは知ってる先輩もいたし、コーチの雰囲気も良くて。6年生になってから受けようって決めました。
■ 「絶対に負けたくない」と思えた
山根コーチ:サンフレに落ちたとき、やっぱり悔しかった?
H選手:かなり悔しかったです。でも、その悔しさがあったから「受かった人には絶対に負けたくない」って思えて、体幹トレーニングを始めたり、自分でやれることをやろうって切り替えられました。
山根コーチ:セレクションでの悔しさが、逆に成長のきっかけになったんだね。
H選手:はい。前よりも練習に対する気持ちは強くなったと思います。
■ 「止める・蹴る」の技術が自信に変わった
山根コーチ:塾に通ってみて、一番伸びたと思う技術は?
H選手:「止める・蹴る」ですね。特に中盤だと、トラップミスが失点に直結することもあるので、すごく大事だと感じてます。
山根コーチ:最近はシュートクラスも受けてたけど、あれはどうだった?
H選手:以前はゴール前まで行っても決められなかったんですが、今は中盤からドリブルで持ち上がって、最後までしっかり決めきれるようになってきました。
■ 声をかけるのが苦手だった自分が変わった
山根コーチ:セレクション中って、結構ピリピリした空気だったと思うけど、そんな中でも声を出してたよね?
H選手:はい。できるだけ名前を呼んで、話すようにしてました。前の自分なら絶対にできなかったと思います。
山根コーチ:すごいね。最初は人見知りだったのに、自分から声をかけることができるようになったのは、大きな成長だと思うよ。
■ 自分より小さな選手と組むことで気づいたこと
山根コーチ:サカステって学年関係なく一緒にやるじゃん? 下の学年の子と一緒にやるのって、どうだった?
H選手:6年生の最初は「うまい子が減ってきたな…」って思ってましたけど、逆に小さい子とやることで、強いパスを出すと届かないこともあって。そこを加減したりする練習にもなって良い経験になりました。
■ 後輩たちへメッセージ

山根コーチ:じゃあ最後に、これからサカステに入ってくる後輩たちに、メッセージをお願い!
H選手:最初は大きい子ばかりで、なかなかボールをもらえなかったりするかもしれないけど、練習をしっかりこなして、ちゃんと要求すれば絶対にボールも来るし、うまくなれます。諦めずにがんばってください!
山根コーチ:ありがとう。すごくいいメッセージだね。最初の頃を思い出すと、成長したなって本当に思うよ。
まとめ
「声を出すのが苦手だった自分が、少しずつ変われた。」
それは技術だけでなく、心の成長でもありました。
苦手を乗り越えるきっかけになったのは、自主練や周りの選手との関わり、そして“悔しさ”を原動力に変えた本人の意思です。
通い始めたのは、週1回のチーム練習だけでは物足りなかったことがきっかけ。
選んだのは、学年やレベルの垣根を超えて学べるサッカー塾。
「止める・蹴る」をひたすら磨き、公園での朝練や体幹トレーニングなど、自主的な努力を積み重ねていきました。
サンフレジュニアユースのセレクションでは、落選という悔しい経験も…。
それでも「負けたくない」という気持ちが、彼をさらに前へと進めてくれました。
そして、プレーの技術だけでなく、性格的な変化――「声を出せるようになったこと」も、H選手の大きな成長のひとつです。
今回のH選手のストーリーは、「子どもが変わる瞬間」を静かに、けれど力強く教えてくれます。
このエピソードが、誰かの気づきやきっかけになれば嬉しく思います。
ぜひ、お子さんの成長のそばにある“変われる力”を信じて見守ってあげてください。








