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「置きたい場所にボールが置けない」往復3時間通い続けた少年がJ下部内定を掴むまで|オオタFC→ファジアーノ岡山U-15 成長の記録

「置きたい場所にボールが置けない」往復3時間通い続けた少年がJ下部内定を掴むまで|オオタFC→ファジアーノ岡山U-15 成長の記録

今回ご紹介するのは、サッカーステーション(サッカー塾)に通い、劇的な変化を遂げたT選手
広島県尾道市から片道1時間半、週に1回のトレーニングを1年継続し、J下部組織であるファジアーノ岡山 U-15への内定に結びつきました。
思うようにいかないプレー、何度も繰り返すミスがありながらも、逃げずにノートを書き、自主練を重ねてきました。

今回は山根コーチとの対談を通して、
「努力を継続できる子どもは、どう育ってきたのか」
そのリアルなプロセスを紐解いていきます。

才能ではなく、自分の課題と本気で向き合い続けた軌跡をぜひご覧ください。


プロローグ:久しぶりの再会。

山根コーチ:お、聞こえる? 久しぶりじゃね!

T選手:聞こえます!

山根コーチ:今日は県大会(トヨペットカップ)の予選だったんだって?

T選手:はい、最後の大決戦でした。無事に勝つことができました!

山根コーチ:おお、さすが! 全日(U-12選手権)はどうだったん?

T選手:全国大会まで行けたんですけど、予選リーグでヴィッセル神戸に負けてしまって……。でも、強豪相手に自分たちのサッカーが通用する部分もあって、1点奪い取ることができました!

山根コーチ:その1点が1年間の努力の証やね。よし、今日はその「上手さや強さの秘密」をいろいろ聞かせてね。


1. 入塾時の自分と、扉を叩いた理由

「自分の武器」を活かせないもどかしさ

山根コーチ:改めてファジアーノ内定おめでとう!初めて塾に来た5年生の頃を思い返すと、本当に成長したよな。そもそも、サッカーステーションに通い始めた理由は何だったの?

T選手:一番は、「自分の置きたい場所にボールを置けなかったこと」と、「パスミスが多かったこと」です。自分はドリブルで相手を剥がすのが得意だったんですけど、最初のコントロールがズレるせいで、その武器が全然発揮できていなかったんです。

山根コーチ:入塾した頃の自分を、今振り返るとどう思う?

T選手:さっき言った通り、技術的に未熟でパスミスも多かったです。「自分の得意なプレーを出すための準備(トラップ)」が全然できていない選手でした。


2. 劇的に上達したスキルと「変化」

「止めて蹴る」のこだわりが、意識を変えた

山根コーチ:1年以上通ってみて、特に上達したスキルは何かな?

T選手:難しいボールでもしっかり止められるようになったし、何よりパスミスが劇的に減りました。あとシュートですね。以前はコースを狙う余裕がなかったのですが、コーチに「三歩打ち(3歩のステップで打つ)」を教わってから、落ち着いてキーパーの逆を突けるようになりました。

山根コーチ:技術以外で、自分が成長したなと感じる変化はある?

T選手「声」を出せるようになったことと、「止めて蹴る」ことへのこだわりがすごく増えたことです。一つ一つのプレーをなんとなくやるんじゃなく、狙いを持ってやるようになりました。


3. 印象に残っている練習と、驚きの「自己管理」

「名前を呼ぶ」という魔法

山根コーチ:色んな練習をしたけど、一番印象に残っている言葉や練習ってある?

T選手:「パスを出す相手の名前を呼ぶ」練習です。名前を呼ぶことで、相手が自分のパスに気づいてくれるし、コミュニケーションが取れる。これをするようになってから、チームでもパスのタイミングが合うようになって、ミスが激減しました。

山根コーチ:あれは効果抜群だったな!でも、一番の成長の要因は、Tの目標達成に向けた「裏側の努力」にあると思うよ。


【T選手の習慣】

移動時間尾道からの往復3時間、車内で宿題を完璧に終わらせる
予習練習前にコーチからの動画を見て、その日のテーマを頭に叩き込む
分析試合映像を家のテレビに映し、親子で振り返る
言語化改善点を「ノート」にまとめ、次の練習で意識する

T選手:自分のプレーを客観的に見ると、「ここが良くなかった」というのがよく分かります。それをノートに書いて、自主練で何度も繰り返すようにしています。


4. 目標を達成するための「おすすめ自主練習」

コーチ驚愕の「T選手流ドリル」

山根コーチも「塾のメニューに採用したい」と唸った、お父さんとの自主練メニューがこちらです。

【図解】相手の視野から消える「動き出しシュートドリル」

  1. セットアップ: コーン5〜10本を、相手のセンターバックやボランチに見立てて配置。
  2. 動き出し: 相手(コーン)の背後(視野の外)に隠れ、死角からスッと顔を出す。
  3. 受ける: パスをもらい、自分が次に打ちたい場所へ一発でトラップ。
  4. フィニッシュ: そのままスピードを落とさずシュート!

これをやりはじめてから他のコーチからも「パスのもらい方が上手い」と褒められるほど、ポジショニングが改善しました。


5. 次なる夢と、後輩たちへのメッセージ

夢はアーセナル。プレミアリーグ得点王へ

山根コーチ:いよいよ中学サッカー。最後に、これからサッカー塾で学ぶ子たちへメッセージをくれるかな。

T選手:サッカーステーションは、パス、ドリブル、シュート、止めて蹴ると、項目ごとに分かれています。普通のチーム練習では学べない「自分だけの課題」に集中して取り組める場所です。ここで学べば絶対に上手くなれるので、皆さんも頑張ってください!

山根コーチ:ありがとう。最後にもう一度、将来の目標を聞かせて!

T選手将来はアーセナルに入って、プレミアリーグの得点王になります!


山根コーチから、頑張るサッカー親子へのメッセージ

T選手がここまで伸びた最大の理由は、「自分の課題を、常に自分の言葉で説明できたこと」です。そして、それを支える親御さんの「映像分析」や「公園での練習」といった寄り添いが、彼の情熱に火をつけました。

「もっと上手くなりたい」

その純粋な子どもの気持ちに対して、私たちは課題に寄り添う指導と、何より「サッカーを楽しむ心」を育む中で、一人一人に訪れる成長のプロセスを支えられるように全力にサポートし続けます。

この記事を書いた人
清本 昌旭

清本 昌旭

こんにちは!キヨです! ひそひそ声ができないくらい声が大きいのが特徴です♪笑 現在はサカステ広島のスクールコーチや個サルのオーガナイザーをしています!

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