皆さん!こんにちは!サッカーステーション代表コーチの山根慶大です!
現在サッカースクールやYoutube、Instagramなどで指導・発信しており、日々みなさんが抱くサッカーでの疑問や質問などにお答えしながら、誰もがサッカーを楽しめるようサポートしております!
今回は、足が遅くてドリブルで抜けなくて困っている人のためにおすすめのドリブルを紹介します。サッカーでは足の速さだけが全てではありません。実際、世界のトッププレイヤーの中にも、決して速くないのにドリブルが得意な選手はたくさんいます。重要なのは「技術」「判断」「タイミング」の3つです。この3つを見抜いて相手の状況に応じて、どうテクニックを発揮するのか?が大切になります。
ここでは、スピードがなくても使えるフェイントから体の使い方のコツまで詳しく解説していきます。
相手を完全にだます方法 – フェイントの極意
効果的なフェイントにはいくつかの基本パターンがあります。これらを組み合わせることで、スピードがなくても相手を簡単に抜けます。
シザース
- ボールの上で足を交差させる
- 右足で左側を通すふり(またはその逆)
- 実際は反対方向にドリブル
- 相手の重心が傾いた瞬間に抜く
ポイント:上半身も一緒に動かすとより効果的です。目線もフェイントの方向に向けると、相手は完全にだまされます。
マシューズフェイント
- ボールを片足で内側に押し出すふり
- 足の外側で素早く反対方向に切り返す
- この時、体全体を大きく動かす
- 相手が反応した瞬間に逆を取る
ポイント:片足で内側にボールを押し出す時に、軸足を強く大きく踏み込むことで相手は騙されやすくなります。最初はゆっくりとした動きで形を覚え、徐々にスピードを上げていきましょう。
エラシコ
- 足の外側でボールを横に押し出す
- 素早く足の内側で反対方向に切り返す
- この時、足首のスナップを利かせる
- 小さな動きで大きな効果が得られる
ポイント:相手の膝の横を狙ってアウトサイドでタッチしましょう。そこで相手ディフェンスが足を出してきた瞬間こそが最高のタイミングで、この一瞬を逃さずに鋭く切り返せば、確実に相手を置き去りにできます。
フェイントを入れる時は、視線のフェイントを使うのも効果的です。視線を上げてパスのフリをしたり、抜く方向を見ることで、ディフェンダーは予測したり迷いが出て、判断が遅れます。このわずかな隙が生まれた瞬間に鋭く切り返せば、相手を簡単に置き去りにできます。
タイミングを外して走り出す – ステップワークの極意
相手と足をつくタイミングを外す
- 相手の足とステップをズラす
- ドリブルしながら反発ステップをいれて走る動作に入る
- 相手が動かなければ、一気にスピードを上げる
- 相手がついてくれば逆に方向を変えて進む
- 相手が一瞬止まる「間」を狙って走り出しましょう
ステップのリズムを変える
- 最初は一定のリズムでドリブル
- 突然リズムを変える(速くしたり遅くしたり)
- リズムが乱れた相手を抜く
練習方法:反発ステップを利用した突破
抜ける位置に忍び込む -抜きやすい角度に入る方法
仕掛ける時は、まっすぐ相手に向かうのではなく、スペースに向けてドリブルします。相手の足が届かないルートを通るように前に進んでみましょう。
スペースに向けてドリブル
- 真っ直ぐ相手に向かうのではなく斜め45度でアプローチ
- 相手の真横まで入り込む
- まっすぐゴールライン方向に走って突破する
フェイトで相手を動くかすドリブル
- フェイントをいれて相手の位置をズラす
- 自分は動かず、相手が左右に動く
- 自分が抜ける方向を見抜く
- 相手の重心を見抜いて逆をついて突破
練習メニュー
マーカーを使った練習
- マーカーをジグザグに並べる
- 各マーカーで必ずフェイントを入れる
- 最初はゆっくり、慣れたらスピードアップ
1対1の反復練習
- 小さなグリッド(5m×5m)を作る
- ゴールラインを作って突破する
- 1分間続けて、何回抜けるか挑戦
- 休憩を挟んで5セット
試合で使える心理戦テクニック
予測させて逆を取る
- 同じフェイントを2回連続で使う
- 3回目に相手が予測してきたところで逆の動き
- 「また同じだ」と思わせることが重要
スペースを作っておく
- 意図的に右側に突破する回数を増やす
- 試合の前半で相手に読まれだす
- 後半になって左側に突破して相手を混乱させる
止まって動かないフリをする
- わざと止まって相手の動きを見る
- 相手が止まった瞬間に鋭く動き出す
- 「相手の動きを止めて」タイミングを外そう
体の使い方のコツ
姿勢の高さを変える
- 腰を高くドリブルする
- 方向を変える時に膝を少し曲げる
- 重心を下げる
- 急な方向転換がしやすくなる
腕の使い方
- 抜いたあとにディフェンダーをブロックするように使う
- バランスを取るために広げる
- ただし押しては反則になるので注意
体の向き
- 常にボールと相手を視野に入れる
- おへそを横向きにする
- 進行方向に対して45度程度の角度に入り込める
様々な状況別対処法
サイドでの1対1
- タッチラインを味方にする
- 中に切れ込むふりをしてライン際を縦突破
- 抜かなくてもクロスかシュートの選択肢を作る
中央での1対1
- ゴールを見てキーパーの動きを止める
- 左右どちらかに素早く切り返す
- キックフェイントを利用する
- シュートコースを広く取る
複数のディフェンダーがいる場合
- 最初の相手を抜く時には次の相手を見ておく
- スペースを見抜いて進む
- パスやシュートの選択肢も常に持つ
まとめ
スピードがないからこそ、他の部分で差をつけることが重要です。今回紹介したテクニックを1つずつマスターしていけば、足の速い選手よりも効果的なドリブラーになれます。
最も大切なのは「観察力」です。相手の動きをよく観察し、弱点を見つけ、最適な方法で突破する。このプロセスを繰り返すことで、自然と相手を抜く技術が身についていきます。
最初はうまくいかなくても諦めないでください。プロの選手でも、新しいフェイントを習得するには何百回も失敗しています。毎月1つ新しいテクニックを試すだけで、継続して練習すれば3ヶ月後には驚くほど上達しているはずです!









