【U-12必見】サッカーのインステップキックが蹴れるようになるコツと上達する練習方法を徹底解説

今回は、【小学生が身につけたいインステップキックの練習法】のお話です。

まずはじめに、小学生年代は力が弱いのでキックを遠くに飛ばせません。
小学生の年代でボールを強く飛ばすことは、サッカーが上手くなる重要性としては低いと思います。

しかし、正確に蹴ることはこの年代ですごく重要です。

例えば、ゴールキーパーと1対1になって強いキックをキーパーにぶつけてしまう選手を見たことはありませんか。

これは、『強く蹴ることが良いシュート』と教えてもらった子供の育ち方に多い傾向です。

小学生年代では、まず上手にボールが蹴れるようになりましょう。
そこで今回は、正確にインステップキックが蹴れるようになる練習法とポイントを紹介します。

インステップとは?

インステップキックとはサッカーでよく使われるキック技術のことです。

主にロングキックや強いシュートを打ちたい時に使うことが多く

この技術が使えるとプレーの幅が広くなり相手にとって大きな脅威となります。

インステップキックの蹴り方

インステップは足首をグーにしてしっかりと固定したまま足の甲で蹴ります

大切なのはボールの中心を蹴ること。

しっかりとボールの中心を捉えることで空気抵抗を受けない真っ直ぐ力強いボールが飛びます。

ボールはダイレクトに当てた位置を反映します。

横に当たればカーブが掛かる。下を蹴ればバックスピンが掛かったります。

インステップキックが蹴れるようになるコツ

インステップが蹴れるようになる秘密が実はあるんです。

以下の項目と自分のフォームを見比べてみて修正していき基盤を加えた自分なりのフォームを構築していきましょう。

助走の角度

助走を斜め後ろから取り蹴ることでバランスが取りやすいフォームになります。

腕を伸ばす

腕を広げる事でバランスを保つことができます。キックをする時に腕を振り下ろすとバランスを保ったまま力強いシュートを打つことができます。

足首を固定する

足首を固定することで足がボールの勢いに負けないようになります。

力強いシュートを打つ場合は必ず足をグーにしましょう。

ボールの芯を捉える

ボールの中心をキックすることで空気抵抗を受けない無回転に近い状態になります。

空気抵抗が少ないとボールの勢いが落ちず力強いキックになります。

軸足の向き

斜めや開きすぎるとバランスが取れなくなりいいフォームで蹴ることが出来ません。

軸足向きは蹴る方向に向けて置きましょう。

軸足の位置

軸足の位置をボールの横に置くことでバランスを保ったまま力強くボールに当てることができます。前後にどちらかに偏ると上手く力が伝わらず蹴ることができません。

個人差があるので自分が蹴りやすい場所を探してみましょう。

膝を伸ばす

膝が曲がっている状態だと力が伝わらずキックが弱くなってしまいます。

しっかり膝が伸ばせるような位置に軸足をおいてキックしてみましょう。

真っ直ぐ振る

真っ直ぐ足を振り下ろすことでボールに力が伝わりやすくなります。

インステップキックが蹴れるようになる練習方法

インステップキックを正確に蹴るために重要なのは、ボールの真ん中を捉えることです。
その練習方法として、無回転リフティングを推奨しています。
はじめは、ワンバウンドリフティングから始めてください。
無回転で連続10回できれば、次はノーバウンドで挑戦してみましょう。

練習方法

ボールを無回転で真上にあげるリフティング

練習の効果

ボールの芯を捉えられえるようになる。
キックの基本フォームが身に付く。

練習の発展

蹴るボールの高さを変えてみましょう。


マーカーで4角形を作り、外へでないようにリフティングしましょう。

キックが上手くなるのに重要な3つのポイント

無回転でリフティングが上手くできない人は、以下の3つのポイントを確認しましょう。
3つの重要なポイント
1、膝を伸ばす
2、足首を固定する
3、ボールの芯を捉える

膝を伸ばす

膝を伸ばしたところでボールを当てるようにしましょう。
ボールが当たる瞬間に膝が曲がっていると、キックに繋がらない動きになるので注意してください。

足首を固定する

足首を固定しないと、ボールに力が伝わりません。
ボールが当たる瞬間に足の指でグーを作り、足首を固定するタイミングも同時に掴みましょう。

ボールの芯を捉える

ボールが回転しないように蹴りましょう。
足の甲の骨が1番盛り上がっている位置にボールが当たれば、ボールが無回転になります。

 U12世代に必要なのか?

もちろんキックが強く正確に蹴ることはスキルとして持っている方が良いですが

発育段階で大きく求めることは必要ないです。

ゴールを決めることに強さはいりません。それよりもまずは狙って蹴れるようになる。

届かないからこそ動きの質を高めるなどゴールの取り方という技術よりも思考の部分にフォーカスしてあげることが大切です。

焦らず正しいフォームを身に付け筋力や体の動きと共にスキルを上達させて思考と結びつけていきましょう。

まとめ

小学生年代でまず養うべきことは、インステップキックを正確に蹴れるようになることです。
地面に置いてあるボールを正確に強く蹴れることは重要ではありません。

ボールの芯をインステップキックで当てられることからはじめましょう。
柔らかいボールや手に持ったボールでも問題ありません。
インステップキックが上手くなるために1番重要なのは、インステップに当たる感覚とカラダの動きを感覚で覚えることです。

カラダの成長と共に強く遠くへキックが飛ばせるようになるために、今は正確に蹴れるように練習しましょう。

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この記事を書いた人

山根 慶大

Soccer Station代表の山根慶大です 現在は、サッカーステーション広島の『サッカー塾』でコーチをしており、これまで1000人以上の子供達を育成してきました。
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