「考えるサッカー」で変わる。JOIE安芸府中ジュニアユースへ!ドリブルクラスK選手が示した“振り返る力”と成長のプロセス

コロナ禍でチーム活動が止まったあの時期。
「もっと上手くなりたい」と自ら動き出した一人の少年がいました。
ドリブル一辺倒だった小3の頃から、いまでは中盤でチームを支えるボランチへ。
試合に出られず悔しさを味わった経験や、上級生との厳しいやり取りもすべて糧に。
今回は、K選手が「考えるサッカー」を通じてどう変わっていったのか、その成長の軌跡を山根コーチが振り返ります。
取材対象:K選手(小学6年生)
聞き手:山根コーチ(サッカーステーション)


「ドリブルだけで勝負していた自分」を変えたきっかけ

――山根コーチ:
初めて会ったのはK選手が小3の頃。細身で、小柄。だけどボールを持つと一直線に突っ込んでいくタイプ。
「止まらないなあ(笑)」と感じたのを覚えています。

K選手:
「ドリブルがただ好きで、パスを出すより“自分で行きたい”タイプでした。怒られても突っ込んでましたね(笑)。」

当時はまだ、試合で周りを見る余裕がなく、勢いでプレーしていたK選手。
サッカーステーションに通い始めたのは、そんなタイミングでした。

きっかけはコロナ禍。チーム活動が中止になり、友人のU選手から「一緒に行こう」と誘われたことがスタートでした。
外でボールを蹴ることすら制限されていた時期に、自由に練習できる環境と出会えたことが、大きな転機になりました。


「ボールを持つ前に考える」プレーヤーへ

入塾当初のK選手は、ドリブル突破が武器。
しかしサッカー塾での1対1練習を重ねるうちに、ボールの持ち方や角度・距離感の重要性を学びました。

K選手:
「最初は突っ込んでばかりで、相手にぶつかって倒れることも多かったです。でも“間合い”や“相手との距離”を考えるようになってから、抜ける確率が全然変わりました。」

そして気づいたのは、サッカーの本質が“ドリブル”ではなく“状況判断”にあること。
パスを選ぶ場面、仕掛ける場面、その選択の精度が少しずつ上がっていきました。

今ではチームのボランチとして、中盤の要を担う存在です。

K選手:
「前線には足の速い選手が多いので、自分はボールを運んで“決定的なパス”を出す役割です。
昔みたいに自分で全部行こうとは思わないですね。」


ベンチを告げられた日から始まった、本当の成長

5年生のある日、体調不良で思うようにプレーできず、コーチから「このままじゃ出せないかも」と告げられました。
それまで“試合に出て当たり前”と思っていたK選手にとって、大きな衝撃だったそうです。

K選手:
「正直、めちゃくちゃ悔しかったです。でもそれがきっかけで、自分を変えようと思いました。」

その日以降、K選手は自主練の仕組み化に着手。
放課後4時に帰宅→すぐに練習着に着替え→公園で1時間のルーティンを確立しました。

内容は、ストレッチ→ラダー→ステップ→走り方ドリル→壁当て→視野拡張ドリブル→リフティング。
陸上の先生に月1〜2回フォーム指導も受けながら、走力アップにも本気で取り組みました。

K選手:
「最初は50mが8.3秒ぐらいでした。でもフォームを直したら7秒台に入って。走るのが楽しくなりました。」

山根コーチ:
「努力の継続ができるようになったのは、“仕組みを作った”から。やる順番を決めると、気持ちがぶれない。小学生でそれができるのはすごいことだよ。」


「厳しさ」を“熱さ”として受け止められるように

小3の頃は、上級生の当たりの強さや言葉に泣きそうになることもあったそうです。
しかし今は、その経験を「熱いメッセージ」として受け止めています。

K選手:
「当時は怖かったけど、今思うと“本気でやってたから”言ってくれてたんだなって思います。
いま自分が後輩に声をかけるときも、“頑張れよ”っていう気持ちで言ってます。」

山根コーチ:
「“怒られた経験”を“支えてもらった経験”に変えられる選手は強い。
K選手はまさに“振り返りの力”を持って成長していった典型ですね。」


自分で考え、動ける選手へ

K選手の自主練には、ユニークなトレーニングが一つあります。
それは「視野拡張ドリブル」。

K選手:
「公園でドリブルしながら、“今通った車の色は?”とか“あの人の持ってたカバンの色は?”って自分で問題を出しながらやってます。
最初は難しかったけど、試合中に周りを見る癖がつきました。」

試合では、狭い局面ではドリブルで打開し、広い場面では落ち着いてパスを選ぶ。
その判断の早さは、日々の地道なトレーニングの成果です。


トレセン表彰、努力が形になった瞬間

そして努力は、確かな結果へとつながりました。
県トレセン関連大会「ジュニアピースカップ」で、K選手は優秀選手賞に選出。

K選手:
「まさか呼ばれると思ってなかったんです。名前を呼ばれた瞬間、“全部つながった”って思いました。」

表彰状とメダルを手にした彼の笑顔は、自信に満ちていました。
(写真:ジュニアピースカップでの表彰シーン)

山根コーチ:
「走りも、プレーも、考え方も、全部自分で積み上げた結果です。
“自分の変化”をちゃんと感じられるようになったことが、何よりの成長ですね。」


後輩たちへのメッセージ

K選手:
「サッカー塾に入ってから、ドリブルや1対1だけじゃなくて、考える力がつきました。
練習の意味を理解して、集中して取り組めば、絶対に試合で通用します。
これから入る人も、あきらめずに続けてください。」

山根コーチ:
「K選手のように、“自分で課題を見つけて、解決する子”がこれからのサッカーを変えていきます。
技術よりもまず、“考える力”。
これからも成長を楽しみにしています。」


まとめ

「強くなる」という言葉の裏には、失敗や悔しさ、努力の積み重ねがあります。
K選手の歩みは、そのすべてを“自分の糧”に変えてきた証。

彼の成長は、練習の量よりも“振り返りの質”で生まれたものでした。
コロナ禍から始まった小さな挑戦が、いま確かな自信へとつながっています。

ここで少しお知らせさせてください

ここまで記事をお読みいただき、誠にありがとうございます。

お子さまの成長やサッカーとの向き合い方について考えてくださる保護者の皆さまに、ぜひ知っていただきたい特別なご案内がございます。

このたびサッカーステーションでは、現役Jリーガー・福岡慎平選手を迎えた育成イベントをピボックス広島にて同日に開催することとなりました。

お子さまの学年や成長段階に合わせて選べる、2つのプログラムをご用意しております。


ご予約について(大切なお知らせ)

本イベントは、内容・安全面を考慮し、定員制での開催となります。

そのため、下記ページより詳細をご確認のうえ、ご予約をお願いいたします。

【低学年対象】デュエルスクール × 福岡慎平選手コラボ

デュエルスクール × 福岡慎平選手コラボ

https://soccerstation.co.jp/event/16021/

試合で当たり負けしないための球際の強さや、ボールを奪う・奪われないといった対人プレーの基礎を、楽しみながら身につけていく低学年向けプログラムです。

【スケジュール】

  • 開催日:12月21日(日)
  • 開催時間:13:00〜14:30
  • 対象:1年生〜3年生
  • 定員:20名程度
  • 会場:ピボックス広島(屋外コート)

【高学年対象】ボランチスキルアップイベント × 福岡慎平選手コラボ

ボランチスキルアップイベント × 福岡慎平選手コラボ

https://soccerstation.co.jp/event/16022/

中盤で試合を支配するために必要な「奪う・運ぶ・繋ぐ・予測する」力を、実戦形式を通して磨いていく高学年向けプログラムです。

【スケジュール】

  • 開催日:12月21日(日)
  • 開催時間:15:00〜16:30
  • 対象:3年生〜6年生
  • 定員:20名程度
  • 会場:ピボックス広島(屋外コート)

プロ選手と同じピッチに立ち、直接プレーを通して学ぶ経験は、技術だけでなく考え方やサッカーへの向き合い方にも大きな影響を与えてくれます。

この記事をきっかけに、お子さまにとって次の一歩となる機会をご提供できましたら幸いです。

ご不明な点がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。

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この記事を書いた人

清本 昌旭

こんにちは!キヨです! ひそひそ声ができないくらい声が大きいのが特徴です♪笑 現在はサカステ広島のスクールコーチや個サルのオーガナイザーをしています!

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