今回は、強いアウトサイドキックの蹴り方を紹介します。
この記事では、アウトサイドキックが蹴れない人の特徴、アウトサイドキックを使うメリット、アウトサイドキックを強く蹴るポイント、強いアウトサイドキックの蹴り方、強く蹴れるようになる練習法を解説します。
ところで皆さんは、アウトサイドキックで強く蹴ろうと思ったのに上手く蹴れなかった経験はありませんか?
このアウトサイドが強く蹴れない原因は、小指だけに当てて蹴っているからなんです。
実際にアウトサイドは、小指の方に当ててボールを蹴るキックです。しかし、強く蹴る場合は、インステップの外側に当てて蹴る方がより強く蹴ることができます。試合ではパスやシュートなど、よく使われるキックはインサイドキックやインステップキックが多いです。これに加えてアウトサイドキックも正確に蹴れる技術を身につけておくと、小さなキックモーションでも強いパスができたり、走るスピードを落とさずにパスを出せるようになります。
そこで今回は、強いアウトサイドキックの蹴り方を解説していきます。このはアウトサイドの蹴り方が分からない人や、アウトサイドキックが強く蹴り人は特におすすめの内容となっております。
この記事の目次
まずは、アウトサイドキックが強く蹴れない人の特徴を見ていきましょう。ここでは、足が前に触れていないこと、小指で蹴っていることの2つの特徴をあげています。
アウトサイドで蹴ろうとして、カラダを横に向けて、足も横に振ってしまうと、ボールに足を振るチカラを加えられないので強く蹴れません。
アウトサイドキックは小指に当ててキックする方法ですが、小指だけで蹴ってしまうと、回転が掛かりすぎてしまい強いキックができません。
まずはアウトサイドキックを使うメリットからみていきましょう。ここでは、プレーが相手に予測されにくいこと、走るスピードを最大限利用できることの2つのメリットを解説しています。
アウトサイドは、インサイドキックのように足を外側に開いたり、足を大きく振り上げなくてもキックが可能です。そのため、キックモーションが小さくてもパスやシュートがしやすいため、相手にプレーを予測されにくくなります。
アウトサイドキックは、人が本来歩くフォームや走るフォームに近い形でキックすることが可能です。そのため、アウトサイドキックを使えると、走りながらパスが出せるので、スピードを落とさずにプレーをしたい時はとても有効になります。
次に強いアウトサイドキックの蹴り方をみていきましょう。ここでは、足を地面に着地させる蹴り方、足を振る蹴り方の2種類の蹴り方を解説しています。
このキックは、軸足の前にあるボールを蹴る時に使うことが多いです。軸足をボールに対して後ろに置きます。
そして、膝を伸ばしながら足首を内側に向けて、ボールがある場所に足を着地させながらキックします。この時、ボールと軸足の距離を調整して、自分が蹴りやすい位置に軸足を置きましょう。軸足で前に進む力とボールに対して膝を伸ばすチカラを利用することで、強いアウトサイドキックを蹴ることができます。
このキックは、軸足の近くにあるボールを蹴る場合に使うことが多いです。膝を真っ直ぐ保ち、足を後ろから前に大きく振ります。足を振り下ろしながら、足首を内側に向けてボールをキックする蹴り方です。
つぎに、アウトサイドキックを強く蹴るポイントを見ていきましょう。ここでは、蹴りやすい位置に軸足を置くこと、足の甲に当てること、足首だけ内側に向けること、足を前に振ることの4つのポイントを解説しています。
強いキックは、軸足を安定させるために蹴りやすい位置に軸足を置くことが重要です。足の長さや骨格は人によって違うので、練習しながら自分が蹴りやすい軸足を置く位置を見つけておきましょう。
アウトサイドキックは、小指でに当てると聞くことが多いですが、強いアウトサイドキックを蹴る場合は、足の甲の外側にボールを当てます。足の甲には、山のように小さく盛り上がった骨があります。ボールを蹴る時に足首を内側に向けて、この山の頂点の少し外側にボールを当てましょう。足の甲の骨は大きく硬いため、ボールに対して強くチカラを伝えることができて強いアウトサイドキックが蹴りやすくなります。
足を後ろから前に振り下ろす時に膝の向きは真っ直ぐにしておきましょう。そうすることで、足を振りやすくなるためボールを強く蹴ることができます。そして、ボールを蹴る瞬間に足首だけ内側に向けてボールを足の甲の外側に当てましょう。
足全体を後ろから前に振るチカラを利用することでボールに対して、大きなエネルギーを与えることができます。そのため、膝を真っ直ぐ保ち後ろから前に足を振りましょう。この時、ボールを蹴ってからも足を前に振りきるように意識して、前後に動く足の通過点でボールをアウトサイドに当てましょう。
それでは、アウトサイドを強く蹴れるようになる練習法を紹介します。
この練習は、置いたボールを真っ直ぐ蹴る練習、動いたボールを真っ直ぐ蹴る練習、コントロールしたボールを強く蹴る練習の3ステップに分けて練習を行います。
この練習を行うことで、アウトサイドキックの基本動作を習得できるようになります。
今回は、2人で10メートルほど離れて向かい合って立ち、お互いでマーカーを2つ置いてゲートを作って行います。1人で行う場合は、ボールを蹴ってはね返ってくるところで行いましょう。
ゲートの間にボールを置いて、アウトサイドでボールを蹴っていきます。ここでは、足を前に着地させる蹴り方と、足を振る蹴り方の2種類の蹴り方を行いながら、自分が蹴りやすい軸足の位置と、ボールが当たる足の位置を確認しながらキックしましょう。
ゲートより少し後ろから、ボールを前に転がして、ゲートの真ん中にボールがある瞬間を狙って、相手のゲートの間にアウトサイドでボールを蹴ります。
この時、動いているボールを蹴るためボールのスピードに合わせて軸足を置く位置やタイミングを調整しましょう。ここでも、足を前に着地させる蹴り方と、足を振る蹴り方の2種類の蹴り方を練習しましょう。
置いたボールの時より前に進むチカラが加わっているので、軸足は少し強めに踏み込みながらバランスを保ち、蹴ったボールが相手に届くまで減速しないようにねらって蹴りましょう。
この練習では、動いたボールでも強くボールを蹴る感覚が身につけられます。
ゲートの間を狙ってボールを蹴ってもらい、転がってきたボールをゲートの外側にコントロールします。コントロールしたボールを反対側のゲートの間を狙ってアウトサイドでボールを蹴りましょう。
ここでは、コントロールしたボールに応じて、足を前に着地させる蹴り方か、足を振る蹴り方で蹴るかを判断して、強く正確に蹴りやすい蹴り方で蹴りましょう。
ボールが横に動くので、自分のカラダを蹴りやすい場所に素早く移動させて、蹴ったボールが相手に届くまで減速しないようにねらって蹴りましょう。
この練習では、強いアウトサイドキックの蹴り方をボールの状況に応じて判断して蹴れるような技能を習得することができます。
今回は、強いアウトサイドキックの蹴り方を紹介しました。
それでは、アウトサイドキックを強く蹴るポイントをおさらいしておきましょう。アウトサイドキックを強く蹴るためには、蹴りやすい位置に軸足を置くこと、足の甲に当てること、足首だけ内側に向けること、足を前に振ることの4つのポイントが重要でした。
僕は小さい頃にアウトサイドキックで正確にプレーすることができませんでした。しかし、身につけることで相手にパスが取られにくくなったり、走りながらプレーできるようになり、プレーの幅が広がりました。パスやキック以外にも、ドリブルやターンなど、試合で素早い動きが必要な場面でこんなに利用できるなんて知りませんでした。
皆さんもアウトサイドキックの蹴り方をマスターして、是非プレーの幅を広げて試合で活躍して欲しいと思います。
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