突然ですが、皆さんはサッカーボールが何面の表皮でできているか知っていますか?
一般的に知られる白と黒のサッカーボールは32面で作られていました。
しかし、現在は6面にまで改良されています。
例えば、昔は白黒のボールしかありませんでした。
その理由として、1960年頃のテレビは白黒で映されていたため、より視聴者が見やすいデザインとして作られたのが白黒ボールのはじまりです。
テレビもカラーとなり、サッカーボールもカラフルなデザインへと変化してきました。
このようにサッカーボールもデザインや品質が、時代と共に進化しているんですね。
そこで今回は、ちょっと気になるサッカーボールの面数と歴史について解説していきます。
この記事の目次
まずは、サッカーボールが何面で作られているのか見ていきましょう。
サッカーボールは綺麗な球体になるよう開発されてきました。
正多角形を使って作れる球体は、正4面、正6面、正8面、正12面、正20面の5種類しかありません。
面数が多い方がまん丸な球体に近づくのですが、正多角形を使った正20面では角ばった形になってしまいます。
そこで考案されたのが、正5角形12面、正6角形が20面を使った32面のサッカーボールです。
1960年頃のサッカーボールは、牛革を縫い合わせ、内部に入れた牛の膀胱を空気で膨らませていました。
1986 年のW杯から牛革は合成皮革となり2006年頃まで32面のサッカーボールが主流でした。
科学の進化により、合成皮革を用いるとボールを平面から作る必要もなくなり、縫い合わせる代わりに接着剤を用いることもでき、スポーツ用品メーカーは次々と新しいボールが開発されました。
2006年ドイツW杯では、初の8枚のプロペラ型の面と 6 枚のローター型の面を組み合わせた14面のボールが用いられました。
そして、現在はさらに改良され、1種類の同じ形をした十字形のパネル6枚で構成された6面のサッカーボールが使用されています。
科学の発展と共に進化してきた、サッカーボールの歴史を見ていきましょう。
2006年ドイツW杯で使用された「Teamgeist(チームガイスト)」は、プロペラ状のパネル6枚とローター状のパネル8枚の計14枚で作られています。
32面が主流だった時代に、全く異なるボールの形状をしたサッカーボール進化の先駆けでとなる存在です。
2010年南アフリカW杯に使用された「Jabulani(ジャブラニ)」は、当時で最も球体に近いボールとして登場しました。
トライポッド型のパネル4枚、トライアングル型のパネル4枚を組み合わせた、計8面で作られています。
滑らかな表面を維持しながらも、滑りやすさを抑える凹凸のある特殊な表面になっています。
しかし、ある一定のスピード以上で蹴ると不規則な変化を起こすことで大不評でした。
無回転シュートが世に知れ渡ったのもこの時代です。https://nazology.net/archives/13771
2014年ブラジルワールドカップで使用された「Brazuca(ブラズーカ)」は、1種類の同じ形をした十字形のパネル6枚で構成されているため6面で作られています。
これまでになかったパネル形状を採用したことで、空気抵抗を小さくすることができボールのスピードが落ちにくくなりました。不規則なブレも小さくなり、比較的安定してボールが飛ぶようになりました。
2018年ロシアワールドカップで使用された「Telstar(テルスター)は、ブラズーカ同様、6枚のパネルで構成されているため6面で作られています。
「内部」には近距離無線に対応した「ICタグ」が埋め込まれています。審判の目視できないライン際の判定などで活用されました。
皆さんいかがだったでしょうか。
サッカーボールも時代と共に変化していき、選手も見る人も魅了できるように開発がされ続けています。
次のW杯でも、さらに改良された新時代のサッカーボールが登場するのを楽しみにしておきましょう♪
参考文献
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