サッカーの試合でミス激減!足元に止めるトラップ練習法

今回は、足元に止めるトラップ練習法を紹介します。この記事は、トラップができなくて悩んでいる選手には特にオススメの内容となっております。
たとえば皆さんは、試合中に足元にボールを止めようと思ったのにトラップが大きすぎて相手に取られたことはありませんか?強いボールであればあるほど、足元に止めるのは難しくなりますよね。
この強いボールを足元に止めるために重要なポイントは、軸足で地球に降りることなんです。
地球に降りるとは、すなわち地面に軸足を着地させる動作のことです。
ボールを触るとの同時に軸足を地面に着地させることで、自分がもっている縦の力とボールが持っている横の力がちょうど足元で交わり、力が調和されてボールが止まります。
そこで今回は、強いボールでも足元に止めれるようになるトラップ練習法を紹介します。この動画を見ることで、プレスの早い状況でも、足元にボールを止めて蹴る動作が正確で素早う行えるようになります。是非参考にしてみて下さい。

足元にトラップできない原因

まずは、足元にトラップができない原因をみていきましょう。ここでは、ボールに力が伝わっていること、ボールを触る場所が悪いことがトラップミスの主な原因としています。

ボールに力が伝わっている

1つ目は、ボールに力が伝わっているです。自分に向かってくるボールに対して、跳ね返す力が加わるとボールは足元から離れていってしまいます。

ボールを触る場所が悪い

2つ目は、ボールを触る場所が悪いことです。トラップの時にボールの触る場所が高すぎると、ボールが地面に跳ね返ってバウンドしてしまいます。反対に、低すぎるとボールが上に浮いてしまいます。

足元にトラップするコツ

次に足元にトラップするコツをみていきましょう。止める前のカラダの準備をすること、トラップする足のチカラを抜くこと、軸足で地球に降りることの3つが重要なポイントになります。

止める前のカラダの準備

1つ目は、ボールを止める前のカラダの準備をすることです。ボールが蹴られた瞬間に少し両足を上げてから同時に地面に付けることでカラダが安定します。飛んできたボールに対応して、どこにでも移動できるように重心をカラダの中心に保ちましょう。

トラップする足のチカラを抜く

2つ目は、トラップする足のチカラを抜くことです。ボールを触れる足に力が入っていなければ、ボールが持っているエネルギーを足で吸収することができます。
ボールに向かって足を振ってしまうと、ボールを跳ね返す力がはたらいてしまうため、足元にトラップすることができません。トラップする足のエネルギーはゼロの状態にして、ボールの真ん中を触って止めましょう。

軸足で地球に降りること

3つ目は、ボールを触る瞬間に軸足で地球に降りることです。
地球に降りるとは、すなわち地面に軸足を着地させる動作のことです。ボールを触るとの同時に軸足を地面に着地させることで、自分がもっている縦の力とボールが持っている横の力がちょうど足元で交わり、力が調和されてボールが止まります。もし強く止めすぎても、上から下に力がはたらくためトラップと同時にボールに若干のバックスピンがかかり大きく転がっていきにくくなります。
着地と同時にボールを触れるように地面に降りるタイミングを調整しましょう。

足元に止めるトラップ練習法

それでは、足元に止めるトラップの練習法を紹介します。
この練習は、1メートル四方の四角形エリアを作り、トラップする範囲を決めて、3つのステップに分けて止めて蹴る練習を行います。

エリアの中に止める練習

1つ目は、エリアの中にボールを止める練習です。
パスを受けたら、作ったエリアの中にボールが止まるようにねらってトラップしましょう。
トラップの瞬間に止める方の足の力は抜いておきましょう。ボールを触るのと同時に軸足を地面におろして、ボールに対して上から下に力が加わるように意識しましょう。

カラダの向きを変えながらエリアの中にボールを止める練習

2つ目は、カラダの向きを変えながらエリアの中にボールを止める練習です。
パスを受けたら、90°カラダを回してカラダの向きを変えながら、作ったエリアの中にボールが止まるようにねらってトラップしましょう。
まずトラップの瞬間に止める方の足の力は抜いておきましょう。
パスのスピードに合わせて身体を回転させながら向きを変えて、インサイドで触りながら地面に軸足をおろしましょう。

エリアの中にボールを止めて蹴る

3つ目は、エリアの中でボールを止めたら素早く蹴って目印にボールを当てましょう。
今回は、コーンを目印に置いて行います。
目印に向かって蹴りやすいようにトラップして、なるべくすばやく目印にキックしてボールを当てましょう。
この時、トラップしてあとにボールを止めた足を地面につけながら、蹴る体勢を作るとより素早くキックしやすいです。蹴りやすい場所に止めれるように意識して練習してみましょう。

まとめ

今回は、足元に止めるトラップ練習法を紹介しました。
足元に止めるトラップは、相手が近くにいる場合は特に必要な技術となります。上手なトラップをしようとすると、ついボールを触る足に力が入ってしまいます。カラダの力を抜いて身体を安定させておきながら、ボールを触る瞬間にタイミングを合わせて軸足を地面につけることで、ボールはピタッと止まりやすくなります。
今回紹介した練習をすることで、足元にトラップする感覚が身につくので、試合でどんなボールが飛んできても無意識にピタッと足元にボールが止めれるようになりますよ。是非参考にしてみて下さい。

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この記事を書いた人

山根 慶大

Soccer Station代表の山根慶大です 現在は、サッカーステーション広島の『サッカー塾』でコーチをしており、これまで1000人以上の子供達を育成してきました。
パスやトラップなど、サッカーに必要な技術が発揮できない原因を個別で分析し、その選手の個性に応じて指導を行っております。


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