【徹底解説】サッカーの要!センターバックの役割・必要スキル・練習方法などをまとめて紹介!

現代のサッカーでは、センターバックに求められるスキルや役割が守備だけではなく、ビルドアップに参加してボールを奪われない正確な技術や戦術理解度を求められるようになってきました。

センターバックを経験したことのある選手の中には、守備はできるけど攻撃になると何をしたら良いのか分からなくて不安になる選手もいると思います。
そんな選手は、今回の記事を見ることでポジションの役割を理解し『試合中にやるべきこと』や『自分が練習するべきこと』が明確になりプレーの質が高くなります。
それでは、センターバックの役割と必要なスキルや練習を見ていきましょう。

センターバックとは?

ディフェンスラインの真ん中に位置を取りFWと競り合ってゴールを守るポジション。

サッカーは基本的に守備からというのが基本的な戦い方になるので勝利に導く影の功労者であろ重要な役割を担っています。

センターバックの重要性

先程も言いましたがサッカーの勝敗を分ける重要なポジションです。

FWの駆け引きを制すことはもちろんのこと現代サッカーでは攻撃のスタートとしての高い技術力や判断スピード、攻撃をピッチの上から見る分析力が必要なります。

そして味方を統率することで士気を上げる精神的支柱となるポジションでもあります。

一昔前のような守るばかりイメージから一転、攻守ともに活躍する最重要ポジションです

センターバックに与えられた4つの役割

センターバックは、攻撃では起点となり守備ではチームの要となるポジションです。
まずはセンターバックに与えられた4つの役割をみていきましょう。

相手FWにチャンスを与えない

センターバックは自分のゴールに近いポジションです。相手に得点チャンスを与えないために、特に相手FWには自由なプレーをさせない役割があります。

ディフェンスラインをコントロールする

ディフェンスラインは自チームにおける最終防壁です。ゲーム中の攻守において、チームがボールを保持している時も保持していない時も、最終ラインを前後左右にコントロールして味方の陣形を整える役割があります。

ビルドアップに参加する

ロングパスやショートパスを使い分け、ボールを保持しながら相手陣地まで前進させていくのがビルドアップです。センターバックは、ボールを受けてサイドハーフやサイドバックにパスをしてサイドチェンジをしたり、ボランチやFWへパスをしたりして、チームが前進しやすいエリアを見つけてボールを供給する役割があります。

ビルドアップについての詳しい記事

センターバックに必要な6つのスキル

センターバックの役割を果たすには、スキルが必要です。
そこでセンターバックに必要な4つのスキルを見ていきましょう。

トラップとパスの正確さ

センターバックの位置は自陣のゴールに1番近いです。そのため、センターバックのミスはゴールに直結します。攻撃の時には、ビルドアップやサイドチェンジなど、ボールを止めて蹴る技術の正確さがより必要になります。浮き球のトラップやロングパス、ショートパスなど、2タッチ以内で正確にボールを処理できる技術が必要です。

ヘディングの強さ

センターバックは、空中で相手と競り合う回数が多いです。そのため、ヘディングで空中のボールを相手陣地に跳ね返し、味方に繋げるスキルが必要です。空中戦を制すると、相手が自陣のゴール前に侵入してくる回数を減らすことができるため、ゴールを決められる確率も減ります。

予測するチカラ

センターバックは、GKを除いて常にチームの最後尾に位置しています。そのため、相手と味方の位置を認知して、チーム全体を統率しやすいポジションです。味方が攻撃している時の相手の状況や、片方のサイドにボールがある時の反対サイドの状況など、ボールがある場所から想定される次のプレーを予測するチカラが必要です。

ボディコンタクトの強さ

センターバックは、守備の要となるポジションです。そのため、ゴール前で1対1の場面が多く、シュートを撃たせないためにボディコンタクトの強さが必要になります。筋力やステップワークやバランス感覚などの総合的なボディバランスが身に付いていれば、カラダをぶつけたり、ぶつけられても負けないため相手のゴールを阻止することができます。

コーチング

センターバックは最終ラインとなるので様々な戦況が見渡せます。

どこから敵が来ているのか?

どこから攻めると攻めやすいのか?

どうすれば守れるのか?

様々な場面で的確な指示を出すことが重要となります。

的確なコーチングがあるとチーム全体の統率にも繋がり試合を優位に進める事ができます。

ラインコントロール

DFラインは突破されると即失点と厳しい局面に常に立たされています。

特にFWに背後を取られた時には…考えるだけゾッとしますね。

そのような事にならない為にも必要なのがコントロールする力

オフサイドを取る

素早く溢れた球(セカンドボール)を拾うためMFを押し上げる

などなどラインをコントロールすることで試合を優位に運ぶことができます。

センターバックに必要な基礎的な動き方

センターバックが見るものや見えないものを見る力が多いため、とても難しいポジションになります。具体的に何がみるのか?どう動くのか?紹介していきます。

ボールと相手を同時に見る

センターバックはゴールキーパーを覗くと最後の砦です。

駆け引きに負けてしまう=失点

このような状態にならない為にもポジションを相手より先に取る必要があります。

ポジションを取る場所は

ボールと駆け引きする相手が見える場所

これが重要になります。

両方が見えていると安心して処理が出来ますので常に自分のポジションを再確認したり相手の選手がどこにいるのかを把握して安定感ある動きを心掛けてください。

先を読む力

見えないモノを見る力は先を読む力になります。

相手の位置がどこに移動するのか?相手がどこにボールを蹴ってパスを繋いでくるのか?

常に危険を予測し考えることが必要となります。

ボールを持つ足がどっちなのか?

体の向き目線など

常に試合中に意識することでこのパターンならここに出すやこのパターンならこう動いてくるなど自分の中で考えが構築されます。

どんどん試合中に自分の中に敵の動きをインプットして対処していきましょう。

センターバックに必要な練習

スキルを身につけるためには練習が必要です。
そこでセンターバックは主にどんな練習が必要なのか見ていきましょう。

1対1

ゴールを設定して二人組で1対1を行いましょう。1対1では、相手とぶつかる感覚やカラダを入れるタイミングなどのディフェンス力が鍛えられます。

ヘディング

ボールを投げてもらい、2人でヘディングで競り合う練習を行いましょう。特ににジャンプヘッドの練習は重要です。空中戦の多いポジションのため、ヘディングの正確性や強さを上げていきましょう。

トラップとパス

2人組みでショートパスやロングキックなどの練習を行いましょう。止めて蹴る技術を習得しましょう。センターバックは奪ったボールを保持するのも重要な役目の1つです。ビルドアップや相手から奪ったボールを的確に味方に届けて攻撃の起点になるために、正確に止めて蹴る技術を習得しましょう。

どんな種類のセンターバックがいるのか?

センターバックにも様々なタイプの選手がいます。

自分の特徴を分析し参考にしてみても面白いかもしれません。

空中戦が強い

空中戦が強いタイプです。

飛ぶタイミングやボールの落下位置を読む空間認知能力、そしてヘディングの技術の高さが必要なります。

基本的にクロスやセットプレーが得点チャンスになりやすいサッカーで空中戦が強いタイプは重宝されます。

対人が強い

圧倒的に1対1が強いタイプです。

相手の行動を読む力やスピード、コンタクトの強さが主に必要となります。

クロスからの失点やゴール前の1対1など突破されると失点のリスクが高いサッカーで対人が強いタイプも重宝されます。

カバーリングが上手い選手

読む力が大きく必要となる上記2つに比べて頭脳が必要とされるタイプでスピードがない選手にはオススメです

相手の先を読む力がサッカー基本的に必要となり、勝敗を分け鍵はどれだけ先に動けるかです。その中で相手の動きを心理的に考え動くタイプも同じく重宝されます。

世界で活躍するセンターバック

世界ではどんなセンターバックが存在するのでしょうか?

強い・高い・冷静さ。トッププレーヤーは偏りがなくフィジカルとインテリジェンスを兼ね備えた選手ばかりです。センターバックのレジェンドとなるであろう選手を紹介します。

セルヒオ・ラモス

スペイン代表でレアル・マドリード所属のセンターバック

対人・空中戦・カバーリングなど全てにおいて世界最高峰レベルです。

クリバリ

セネガル代表でナポリ所属のセンターバック

身長197cmの巨体を生かしたディフェンスは脅威。

空中戦やコンタクトの強さに定評がある世界最強と呼び声高い選手の1人

ファン・ダイク

オランダ代表でリバプール所属のセンターバック

とにかく全てが桁違い。

冷静な判断力や無敵の空中戦の強さ、そして何よりも1対1の強さやパスを的確に読むレベルは異次元。

様々な世界レベルはいますが、差し置いて世界NO.1と言っても過言ではない

難攻不落のセンターバックです。

まとめ

現代サッカーでは、センターバックには対人の強さや足の速さだけでなく、守備面では相手の攻撃を読む能力やディフェンスラインをコントロールする統率力なども求められてきています。
攻撃面では、ビルドアップに参加して、攻撃の起点になることが求められてきています。
つまり、センターバックは『強い、速さ、賢い』の3つの要素が求められるポジションです。
そのため自主練習では、守備で必要な1対1、ヘディングの練習だけでなく、攻撃に必要なトラップとパスの精度を高める練習も怠らないようにしましょう。

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この記事を書いた人

山根 慶大

Soccer Station代表の山根慶大です 現在は、サッカーステーション広島の『サッカー塾』でコーチをしており、これまで1000人以上の子供達を育成してきました。
パスやトラップなど、サッカーに必要な技術が発揮できない原因を個別で分析し、その選手の個性に応じて指導を行っております。


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